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西太后 (映画)[せいたいごう]
『西太后』(せいたいごう、:''火焼圓明園'' / ''垂簾聴政'')は1984年の中国・香港合作映画である。 == 概要 == 『火焼圓明園』『垂簾聴政』という2本の映画を、日本で劇場公開する際に1本にまとめ上げたのが本作であり、6時間にも及ぶ超大作をさらに編集して短縮したものである。ビデオも同様のバージョンだが、DVDでは『火焼圓明園』を邦題『西太后 第一部』、『垂簾聴政』を邦題『西太后 第二部』とする完全版が発売された。 西太后の半生を描いたものであるが、西太后の悪女ぶりを過剰に強調しており、史実と異なる残虐シーンが描かれている。映画では西太后がライバルの麗妃の手足を切り落として甕の中で飼うという衝撃的なシーンがあるが、これは完全なフィクションであり〔実際の麗妃は西太后と良好な関係にあり、咸豊帝の没後も後宮で静かな余生を送った。咸豊帝の唯一の娘・栄安固倫公主を生み、同治、光緒朝には麗皇貴妃、麗皇貴太妃に加封され、1890年に54歳で死去した。荘静皇貴妃と諡号され、東陵の咸豊帝の定陵の妃園寝(側室達の墓)に葬られている。〕、呂后や則天武后のイメージと混同されているに過ぎない。 1988年には続編の『続・西太后』も製作された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西太后 (映画)」の詳細全文を読む
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